2012年10月の記事 (1/19)

帯広農業高校に「漫画効果」

 「週刊少年サンデー」で連載中の人気漫画 『銀の匙(さじ)Silver Spoon』のモデルになった帯広農業高校に 入学を希望する本州からの見学者 が相次いでいます。
 今年度の体験入学も盛況に終わり,同校は確かな「漫画効果」を感じています。

 十勝毎日新聞が、「銀の匙…帯農高に熱視線」 と伝えています。
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 人気漫画「銀の匙(さじ)Silver Spoon」のモデルになった帯広農業高校(米田敏也校長、生徒706人)に入学を希望する本州からの見学者が相次ぎ、熱い視線が注がれている。今年度の体験入学も盛況に終わり、同校は確かな「漫画効果」を感じている。

 帯広農高は全国一の規模を誇る広大な敷地と学校林も特色の一つ。19日の体験入学でシイタケの植菌を学ぶ中学生(帯広農業高校提供)

 今年の夏休みに見学に訪れた親子は11組。いずれも本州からで、東京、神奈川など関東圏が目立った。楊井愼司教頭は「昨年まではなかった現象。漫画の影響が大きいと思う」と話す。

 訪れた親子には、全国一の規模を誇る農場、実習棟や家畜舎、寮など一通りの施設を案内。楊井教頭によると、本州の酪農家の親子は、高校生が自分たちで搾った牛乳でチーズを製造する取り組みに高い関心を示した。稲作農家の親子には、水稲栽培の基礎が学べる岩見沢農業高校を紹介するという連携も生まれた。

 全国から見学者が相次いでいるのは、道内に5校しかない文部科学省指定の「農業後継者育成寮」の存在が大きい。農業科学科、酪農科学科、食品科学科の1年生は、授業時間外の実習に参加するため、寮生活が義務付けられている。漫画では入寮生活もリアルに描かれている。

 今月19日に行われた体験入学には、管外の19人を含む425人が参加。漫画の主人公が“所属”する酪農科学科には昨年より20人ほど多い77人が訪れた。牛の精子や受精卵の観察など最新の農業技術に触れさせるなど、各科がそれぞれ特色ある内容で実施した。

 漫画の作者で十勝管内酪農家出身の荒川弘(ひろむ)さんは同校卒業生。勉強ばかりに価値を置いてきた都会育ちの主人公「八軒勇吾」が、農業という命の根本に触れる体験を通じて成長していく姿を描いた。

 酪農科学科学科長の織井恒教諭(45)は「作者が一貫して伝えたいのは、命の重み、生きるということ。学力だけではない多様な価値を認める社会を漫画で表現したかったのでは」と持論を語り、「進路は学校や親の都合、単なる成績だけではなく、子供の興味や意志を尊重してほしい」と話している。

銀の匙Silver Spoon
 2011年から「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中。書店員らが選ぶ「マンガ大賞2012」(実行委主催)に輝き、5巻まで発刊されている単行本は、累計520万部を突破した
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以上引用:十勝毎日新聞ニュース 2012年10月30日の記事
http://www.tokachi.co.jp/news/201210/20121030-0013900.php

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